8/30(日)
夏気分を味わいに少し遠出。
向かうは千葉は木更津・竜宮城ホテル三日月。
泊まりもよかったが休みとれず、日帰り一人旅。
目的は目の前が海のデカい温泉。
関東近郊1日乗り放題のホリデー切符を買い、
電車にゆられること二時間。
木更津駅からの朝一番の送迎バスは超満員。
ホテルに着き、フロントも超満員。
ひしめく家族連れ。
やっと受け付けを済まし、更衣室で着替え、目的の風呂に。。。
と思いきや、周りはみんな海パンはいてゾロゾロゾロ。
温泉の他に、屋内外のプールもあるのです。
家族のお目当ては温泉ではなくプール。
更衣室から風呂までの距離は数メートルなのに、
真っ裸でいることがとても恥ずかしく思える。
むむむ。。。
しばし考え、少し覗いてみよう、
風呂を通り過ぎプールをのぞくと。。
そこはもう夏を楽しむ人々の群れ・群れ・群れ!!
私たち夏しかできないことやってますーーーっ!!
的オーラがまばゆいばかりに光って眩しい!!
はじける水着ども!
飛び交う浮き輪たち!
プールはまさに芋洗い状態!!
うっひゃ〜〜〜!一気にとりつかれた小野田!!
一方風呂を見ると。。。
がっら〜〜〜〜ん。
閑古鳥が鳴いてますぅ〜〜。
あの光景を見てしまっては、モウダメダ、と
小野田はすぐに売店で海パンとゴーグルを購入、
8年振りくらいにプールで泳いだとさ。
その後は無事、温泉にもゆっくりつかり、
お昼はバイキングでたらふく食べ昼寝。
起きたら、
台風接近で悪天候の中、誰もいない屋外プールでまたおおはしゃぎ
再度温泉ににつかり、
帰路のバスでは政権交代のニュースを聴くのであった。

パンフレットより、晴天時の屋外プール写真を掲載。
8/24(月)
その日は渋谷のマンガ喫茶にいた。
試合開始13時の10分前。
昨日の酒がまだ完全に抜けきっていない。
朝から殆ど何も食べていなかったので、カップラーメンをすする。
テレビ中継が始まる。
この時点で、もうウルウルきてる。
「甲子園で新潟が決勝にいる」
これがいかに奇跡的なことか。
県民しかわからないかもしれない。
新潟出身の漫画家、水島新司氏も決勝後のコメントで言っていた。
「私にとって新潟代表が決勝まで残ったことがすでに勝利者でした」
まさにその通りである。
ここで文理の大井監督の試合前のコメントがテロップで流れる。
「勝っても負けても笑って新潟に帰ろう」
涙がポロポロ出てきた。
そうだ、もう君たちは奇跡の場にいる。
思いっきりやってくれ。
そんな状態でプレーボール。
文理は先攻。解説が言う。
「文理は早く点を取りたいですね」
相手の打撃力はすごいらしい。
文理・大井監督も言ってた。
「相手は5点はとる、そこをうちは6点とって勝つ」
すると二番の高橋隼選手がヒット!
おお!いきなり気持ちいいぞ!!
記憶はあまりないが、小学生時分、甲子園はよくみていたんだと思う。
でも新潟は全く華のない野球ばかり。
ああ、またか。それを何度も見れば、段々と興味をなくすだろう。
だが決まって新潟のテレビのアナウンサーが言うことは
「よく健闘しました」
子どもながら「ウソつけ」と思っていた。
それが一回表にいきなりヒット。
たかが、と思われるかもしれないが、ほんとこれだけでも気持ちいい。
しかし点は入らず、一回裏へ。
そこでいきなり中京大中京が2点。
それもバッターはたった四人、
ピッチャーが投げたのは始まって十球もいってない。
そんなんで2点入れた。すげぇ!!
ほとんど初球を全員狙って打っている。
試合を中京の大きな手でぐわっと掴まれた感じ。
それからも塁にランナーを出したものの、2点で抑えた。
いや、2点で「抑えられた」。やっぱり決勝まで登ってきたチームだ。
今までの新潟の暗い野球が薄らいだ。
すると二回表に1点。おいおい、やってくれるじゃないか!
そして三回表にも1点!同点!!もうほんと信じられないことが次々と!!
その1点は一回にヒットを打った高橋隼選手のソロホームラン。
二年生ですよ。まだ来年あるんすよ。楽しみです!!
三回裏から文理・伊藤投手が冴えた。
ランナーを多く塁に抱えながらの三回と五回の気迫のピッチング。
0点に抑える。
この投手、表情をほとんど変えない。
というか、表情が自信に満ちている。
四回の表の攻撃でこの伊藤選手は一死一塁でライナーを放つ。
完全に点が入ったと思ったが、
これを中京の岩月選手のスーパーキャッチで阻止される。
五回までホント見応えのあるいい試合が展開。
ここで私はふと気づく。
自分自身が落ち着いている。
この落ち着き方は、今まで新潟が出る高校野球を観ていて
感じたことがない落ち着き方だ。
それは何故?
文理の選手たちだ。
伊藤投手も、バッターで映る選手たちの表情も恐ろしいくらい
落ち着いている。
解説者も「文理のバッターはよく球をみている」、と言っている。
迷いがない。
私はふっ、と
「勝つかも」
と思った。
と同時にどっしりと構えて試合を見始めた。
始めにあった、涙腺がゆるい状態ではない。
文理の選手たちに「気負い」みたいなものは微塵も感じられない。
目の前で起こっていることに、自分ができる仕事をする、
そんな風にも見える。
こいつら、何かやる。
何か狙ってる。
虎視眈々と、自分の獲物を奥の奥まで探している。
六回裏に中京、一気に6点。
大差をつけられて負ける。今までの新潟の必勝ならぬ必負パターンだ。
しかし、
この時も「ああ、やっぱりダメか」なんて微塵も思わなかった。
六点差がついただけ。
監督も言ってた。
5点とられたなら、6点とればいい話じゃないか。
それが出来るチームだと本当に思った。
すると次の七回表、
文理バッターは攻めの体勢が変わっていない。
いや、むしろさらに何かを狙う鋭さが増している。
「打つ」
ただそれに集中している。
そしてついに1点!
しかし中京も裏に2点入れる!!
八回表に文理また1点!!
どちらもひかない激しい撃ち合い!!
お互いが確実に相乗効果で何かを生みだしている!!
そしたら今度は違ったカタチで涙腺がゆるむ。
(基本的に泣き虫の私)
「もうわかったから!強いよ!君は!」と言ってるのに敵に向かっていく
ドラえもん六巻「さよならドラえもん」の巻
ジャイアンに食い下がるのび太を見るドラえもんの気持ち(わかり辛いか)
一応マンガ喫茶なので声を出さないように必死にこらえる。
涙はボロボロと落ちている。
そしてその瞬間はやってきた。
瞬間と書いて「とき」と読む。
新潟だけに、
その朱鷺はやってきた。
と表記してもいいか。
くだらない。
九回表。
中京のピッチャーには堂林選手が戻ってきた。
文理バッターは八番若林選手から。
そして九番中村キャプテン。
二人ともアウト。
この時、文理の伊藤投手がチラチラ映るが、
九回裏、投げることを諦めていない表情だ。
さあ、二死だ。
それにしても一人目、二人目、そして三人目と、この状況なのに
本当に文理のバッターにはまだブレはない。
まるでまだ一回表にいるような、
恐るべき平常心とでも言うのだろうか。
一番に戻って切手選手、よくみて四球!!
点が入るランナーが遂に出た!!
「来た」
文理ナインはこの時、僅かではあるが優勝旗のひとかけらを
見つけていたのかもしれない。
ひとかけらさえ見つければ、あとは芋づる式に出てくるはずだ。
中京の六回裏の大量得点の時のような大嵐が吹く!!
当たってる二番高橋隼選手が二塁打!1点!5ー10!!
続く三番武石選手三塁打!1点!6ー10!!
そして四番吉田選手は死球で塁へ!
ここで投手が堂林選手から再び森本選手に。
この光景はボクシングでいうところのセコンドがタオルを投げる、
そんな状態だった。
堂林選手が何か魔物に掴まれたようで平常ではないように見受けられる。
しかし文理の勢いはとめることは出来ない。
いや文理の勢いというか、
中京が得体の知れない何かに捕らわれたのかもしれない。
五番高橋義選手が四球で塁に!満塁!!
ここで六番伊藤選手!!
場内が伊藤コールで包まれる。
気づくのが遅かったがもはやここは、現実世界をはるかに凌駕していた。
敵も味方もなかった。
あったのは
「野球」。
甲子園にいた人、
テレビで観ていた人、
ラジオで聴いていた人。
その全ての人がこの「野球」というものに触れていた。
あるものはボールを投げ、打ち、追いかけ、
あるものは泣き、叫び、祈り、
あるものは食い入るように画面を見つめ、スピーカーに耳を傾け、
全てがどろどろと溶け始め、ひとつになっていた。
そこには時間も損得も性別も何もなく混じりあい、
ひとつのところへ戻って行こうとしていた。
そこはどこなのかわからない。
もしかしたら、もともといたのに、気付かなかっただけなのかもしれない。
一生に一度は来るべきところだった。
伊藤選手打ったーーーーーーーーーーっ!!!
二人返って8ー10!!
ここで代打・石塚選手、初球を打ったーーーーーーーーーーっ!!!
素晴らしい笑顔で9ー10!!
きっと何が起きているのか一番分からなかったのは
やってる本人たち、両チームなのではないか。
理解しようとすれば大きな穴に落ちる、
綱渡り。
信じるのは、今までやってきた練習のみの、小さな灯りを頼りに、
まっっっっっっっっっっっっっ暗な中を歩いていく。
どこまで自分を信じられるかのゲームのようだ。
私はハッキリいって「優勝」「初優勝」なんて忘れていた。
そんなものの意味がわからなくなっていた。
幕切れは実に美しかった。
居合い、とでも言うような、
打者一巡して八番若林選手の鋭いライナー、
それをガッチリキャッチしてサイレン。
試合終了。
こんな時でもサイレン流すのかよ。
流す人、見入ってウッカリ忘れるくらいのことしてよ。
両チーム集まって礼。健闘を称え抱き合う。
勝者は泣き
敗者は笑顔
どこかの国の人が日本人のフシギなトコロとして
「なぜ日本人は何か賞をもらったり、優勝、勝ったりすると泣くんだ?
嬉しい時になぜ泣くんだ?」
と言ってると聞いたことがある。
文理をみたら言うのかな。
「なぜ負けたのに笑ってるんだ?悔しい時になぜ笑うんだ?」
文理の落ち着き方、あれがやっとわかった気がした。
文理は始めから「勝って」いたのだ。
その境地にいたのだと思う。
だから外国人さん、
文理は負けたんじゃないんです。
文理は「見事な準優勝」ができたんです。
だから笑ってるんです。
本当に生放送で最初から最後まで観れてよかった。
新潟出身であることを誇りに思い、
これから新潟の高校野球が変わることを期待します。
いや、こんなもの観た新潟の小・中・高校生は変わるでしょう!!
文理ナインごっこ始まるでしょう!!
本当に両チーム、お疲れ様でした。
スゴいもの観させてもらいました。
関係者の皆様も本当に感謝しています。
きっとこれを私はネタにするでしょう。
いつか、ナインの前でやる日を夢みて。

8/8(土)
確か昔はこの日に「フジテレビの日」とかいって、
CXは24時間テレビをやってたんじゃなかろうか。
そんなことを思い出してたこの日、
我が下北沢の一番街、阿波踊りの日でございます。
10年近く住んでいながら、ちゃんと観たことないあたくし。
たまたま時間が合い、
一番街に着くとまあ、人だかり。

19時からの始まりの前にカウントダウン。
開始のアナウンスとともに踊り始めました。

地元の団体、子供ばかりの団体、阿波踊りで各地を巡っている団体など
様々なグループがそれぞれの衣装、リズム、踊りで盛り上がってます。
踊りはやはり観るものじゃなく、
あたしも踊りたいわぁ。。
と思いつつ、会場をあとにしました。
帰宅してすぐにNHKのニュースで
「Nピーさん容疑者出頭」。
NHKアナウンサーが真面目な感じで、落ち着いた感じで読み上げてるのが
面白かった。
こちらのお祭りも間もなく終わるようです。
8/7(金)
広尾からの帰り道、
道路に「テレビ東京」とかかれたデカいアンテナがついてる車が。
「何かあったのかしら」
と思ってると、続いてNHKの車が。
確実に何かあったんだろうと思ってると、
それから全局の車が見事に勢揃い。
そして現れた報道陣の集まり。

歩道橋には野次馬の皆様。

渋谷警察署前。
まさか、とは思っていたが、やはりあの方を待ってるらしい。
Nピーさんですよ。
私は「たかが」の事件だと思っていたので、民放はわかりますが
国営放送までもかけつけていたので少々驚きです。
旦那捕まる→子供と共に行方不明→子供確保→逮捕状→失踪に変わる
という経過が世間を釘付け。
この時のNピーさん、まるで逆出世魚。
日本中でウォーリーを探せ状態。
子供の夏休み自由研究は「Nピーさんのあしどり」で決まり。
この夏一番、アツい事件でした。
8/3(月)
祭りで子ども用の景品があったんです。
パッケージがかなり微妙な雰囲気で包まれています。

「おしゃれポップヘアー」ネーミングが微妙。
モデルの外国人の女の子が微妙。
「アメリカ通販で人気沸騰」謳い文句がありがちで嘘っぽい。
そして女の子のTシャツの柄。

日本のお土産。。。?
これじゃ「おしゃれポップヘアー」が台無しでは。。。
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