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「怪情報ホームタウン〜参の巻〜 ホントに直前日記」
2008年から一年に一回、小野田生まれ故郷・新潟市秋葉区(旧新津市)で行っているソロライブ「怪情報ホームタウン」。
恥ずかしながら三回目を直前に控えた、穴があったら入りたい気持ちを駆使して赤裸々につぶやく日記である。
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4/16 (金)
石油王・中野さまを知るために近くなのに行ったことのなかった中野邸へ。
豪邸が美術館に、広大な庭が散策できる。


この周りが明治、大正と石油が出ていて、いくつものやぐらがあったという。
想像したら生まれ故郷の風景が全く違うものに見えた。
地元にも様々な物語がありそうだ。
次回の「怪情報ホームタウン」で発表できたらと思う。
やはり生まれ故郷。
結局またお世話になりそうだ。
明日!ホームタウン開幕!!
4/15 (木)
新潟に昼、到着。山は雪、市街には桜。
すぐに図書館へ。
新潟ネタの情報収集。
今回取り上げる、「金津の石油王」中野貫一をはじめ、
新潟出身の“偉人”たちがこんなにいるとは。
人物伝を得意とする講談にはもってこいだ。
想像が膨らむ。
今回ローカルヒーローを取り上げるとも以前書いたが、
お土産屋で新潟ローカルヒーローを見つけた。

「愛をコメたヒーローは、トキを越えてやってくる!」
先を越された気がした。
どれくらいの認知度があるのかは未知だが。
ホームタウンは明後日だよ〜っ。
4/14 (水)
上野公園の西郷さんの像。
そのもう少し奥に、その桜はある。
清水堂のわきの大般若桜。
それこそが今回読む「秋色桜」。
実際にある桜の木にまつわる噺だ。
桜なのに「秋」ってのがいいでしょ?
落語もそうだが、古典のタイトルってそれだけでそそるものがある。
扇子、いやセンスがいい。
(自画自賛になるが、ミクシィのある日の日記を「いれたのに」とした。
我ながらそそるタイトルだなぁ、と思った。)
この読み物をやるようになってから、
毎年この秋色桜は花見の季節におめにかかっている。
桜が毎年違うように、同じ噺でも毎回違う。
今年は地元新潟で、どんな「秋色桜」が花ひらくか。
お客さんと一緒に確かめたい。
ホームタウンまであと3日。
4/13 (火)
なれそめ講談も去年作ったもので三作目、
その最新作を披露宴以来、初披露させていただく。
三作目で大きなことを言うが、なれそめ講談は「披露宴での最強の余興芸」であると思う。
自分で言うのも何だが、こんな「実質的に楽しい余興」はないと思う。
(まあそんなに披露宴を数見てきたわけではありませんが。)
話すのは、来場者が知りたい「二人のなれそめ」。
(二人の)「歴史」を語るのに持ってこいの「講談」という話芸。
勿論それを語る人は、そのためにお金で雇う他人(プロ)ではなく、身内。
これがあいまみえ、最強の余興芸へと昇華される。
みなさんも披露宴で頼まれたら、講談をほんの少しでも習い(オススメは我が「紅教室」)、
おひとつ、最強の余興芸いかがですか?
ホームタウンまであと4日。
4/12 (月)
地域のゆるキャラ、ローカルヒ−ローなどもてはやされてる昨今だが、わが地元にもいた。
その名も「エコレンジャー」。
まあ、ご想像の通りの直球なヒーローである。
今回はそれを意識したわけではないが、
新潟ならでは、新津ならでは(私にとってはやはり「秋葉区」ではないのだ)の読み物として、
架空の新津ローカルヒーロー物語を創作した。
これが“地域密着型エンターテイメント講談”と銘打った第一回作品。
もちろん全世界初公開。もしかしたら後にも先にも今回限りになるかもしれない。
いずれにしろ、読む方も聴く方も貴重な時間になるであろう。
「お前はそれこそ、ヒーローにあこがれてる子供なんだよ!!」
ホームタウンまであと5日。
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